アーティスト、30にして辞めず、40にして本格復帰。

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僕が最後にライヴハウスで歌ったのは、8年前。

娘が誕生した年、渋谷でレギュラー出演をしていたライヴハウス多作。

実はそこから、ライヴハウスで歌っていません。イベントではちょこちょこ1曲、2曲歌うことがあっても、自分のバンドのライヴという看板で歌うことはなかった。

子供が産まれたことで、なかなかお金につながらない音楽よりも、少しでも仕事につながっていたデザインや企画、コンサルにウェイトが上がっていくのは子を育てていくという責任感ゆえだったのだと思います。

それでも、音楽は継続していて、ミュージカルや舞台音楽を中心に作曲家や、ヴォイストレーナーとして継続していました。

8年経って、今は3人の子供もいる。

そんな中、音楽に対する執着が人を呼ぶのか、作曲の依頼は頂き続けるし、夏には久しぶりに名指し、出演料つきでライヴの依頼も入った。
パーソナリティ講座を受けたいという女の子が、使っていないんでとエレキギターを「もらってください」と持ってくる。

回りがこぞって、あなたミュージシャンでしょ!と言っているかのように感じてくる。

芝居は芝居で続けてきたけれど、先日、知人の舞台を見たのですがそこはライヴハウス。

バンドライヴと芝居のコラボレーションということで久しぶりに生のバンドの音を全身でうけてなんだか震えるような気持ちになった。

40歳。

また、ステージへ。

思うに、音楽を30で辞めるとかそういう人が多すぎる。

30歳。もちろん、忙しかったり、他のことで責任のある立場であったりしてなかなか難しいこともあるだろうけど、細くても長く続けてみることをオススメします。

きっと音楽の方から、話しかけられる。

40は時間や自分をコントロールできるようになる歳。音楽や芝居や何かを加えても、自分の生活への責任だって全うできるはず。

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