演出家、1年につき先着1名様まででございます。

ライフ
By: Cintia Barenho

このところ芝居の演出から離れてしまっている。

この前、次回作の候補にあげさせていただいていると言っていただいたので、また、たくさん栄養を吸収しておかなくては・・・

舞台演出家には色々なタイプがいます。実に様々で、両極を簡単に言ってしまえば、

張り詰めた空気でやるタイプと、遊びの延長のような雰囲気でやるタイプ

ボクの場合、その日によるので、役者的には、当日の僕の雰囲気を感じ取ってからその日の振る舞いが決まったりするのか?かなり迷惑な話かもしれない。
だから、だいたい最初に言うんです。

今日は気楽にやろっか

または、

今日はお遊び抜きだ!

って。張り詰めたときにしか出ないものと、遊んでるときにしか出ないものがある!と信じています。

僕的にNGな演出家さんは、芝居が芝居だけで成り立っていると思っている演出家。
舞台監督以外には全て上から目線とか・・・

たとえば稽古中のオフショットを撮影するカメラマンが入ったとき、あからさまに「勘弁してくれよ」っていう態度をとる演出家が多いのを知っています。

そんな時に、見ていて思うのが、芝居が芝居だけで成り立ってると思うなよ!ってことで、広報や営業、スケジュールたくさんのことが効果を出し合って芝居ができているわけで、明らかに間違った態度だと思うわけです。

舞台は神聖なものと僕も教わった口ですが、舞台は目に見える舞台だけでなく、スタッフが働く場所全てがステージ。
役者だけでなく、スタッフ全てに気を配れる、演出できるのが、本当の演出家だと僕自身は思っています。

というわけで、僕がなかなか演出をやらないのは、気を使いすぎて疲れるので1年に1回が限度だということであります。
1年につき先着1名様まででございます。

ちなみにキッズ系~中高生向けミュージカルが得意分野です。シナリオ編集、作曲もOK。

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